プレースタイルを活かした「メンタル強化方法」を精神分析的テニスメンタルコーチがアドバイス

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テニスメンタル強化コーチングイメージ

メンタルを強化したいけど、どういうふうに取り組んだら良いかわからない・・・そんな悩みをお持ちのテニスプレイヤーはとてもたくさんいらっしゃいます。

今回はプレースタイルの観点から、あなたにフィットするメンタル強化方法を考えていきたいと思います。

メンタル強化方法はたくさんある!

メンタルを強化する方法は、星の数ほどあるといっても過言ではないでしょう。

今思いつくだけでも、例えば・・・
ポジティブに考える方法、
ネガティブさを打ち消す方法、
技術を磨くことで自信をつける方法、
あるがままの自分を受け入れていく方法、
小さな目標を達成し続ける方法、
・・・などなど、いくつかのメンタル強化方法があげられます。

どの方法をチョイスするかはプレイヤーそれぞれに任されています。

けれども、自分が選んだメンタル強化方法が自分に合うかどうかは、わかりませんね。

メンタル強化・・・どんな方法が適するかはその人次第

では、どんなプレイヤーにどんなメンタル強化方法が適するのでしょうか。

メンタル強化方法は、そのプレイヤーの性格や性質によって適するかどうかがわかります。

また、プレイヤーの成長や変化によって方法も変えていく必要があります。

例えば、
掛け算九九が出来るようになったからといって、九九ばかり繰り返していたのでは掛け算の筆算や文章題は解けるようになりません。

勉強のステップアップと同じで、テニスのメンタル強化方法もプレイヤーの心身の成長や変化によって適宜別のものを取り入れていくべきでしょう。

とはいえ、とっかかりは大切です。
始めなければ、何も変化は生まれません。

今回は、メンタル強化のとっかかりをプレースタイルに求めてみましょう。

プレースタイルの側面からメンタル強化方法を考える

先ほど申し上げたように、テニスプレイヤーの性格や性質によって適するメンタル強化方法は異なります。
プレイヤー本人の性格・性質から見た「適するメンタル強化方法」もありますが、今回は「テニスプレイヤーとしての性格」から見ていきましょう。

「テニスプレイヤーとしての性格」とは、「プレースタイル」です。

「プレースタイル」別のメンタル強化方法をお伝えしていきます。

プレースタイルを活かすメンタル強化方法
 1.ベースラインプレイヤーの場合

ストロークが得意なベースラインプレイヤーは、性格的には根気のある努力家が多いです。
一方で、変化に弱いという一面も持っている可能性が高いです。
試合の流れの変化を嫌う人は、前後の動きは入れずにベースラインで打ち合いつつ相手のミスを誘う・・・そんな無意識的な性格が見え隠れします。

ベースラインプレイヤーは、粘り強くストロークを打ち合う試合をします。
身体も心も、タフさが要求されます。
ですから、まずは身体づくりをしたほうが良いでしょう。

からだづくりも、メンタル強化の方法のひとつです。
スタミナがつき長時間のプレイにもバテずにいられる・・・そんな自信を得ると、試合のときにも前向きでいられます。

また、変化に慣れるためのメンタル強化をしていっても良いでしょう。

特に、対戦相手もベースラインプレイヤーだった場合は、自分から変化をつけていく戦略は効果的です。

どんどん攻撃していくタイプのベースラインプレイヤーになるのです。

そのためには、得意なショットを作るのが良いでしょう。

とはいえ、得意ショットを作るために激しい練習をする必要はありません。
自分のプレーや心理を分析し、精神的に得意ショットへの自信をつければ良いのです。

「バックハンドのダウンザラインなら任せとけ」とか「回り込んでのフォアはエースが取れる」といった特定のショットへの肯定的な意味づけは、非常に効果があります。

相手のミスを待ったりとりあえずつないだりする機会が減り、攻撃的なショットが打てるようになるでしょう。

ストロークの得意なベースラインプレイヤーの方は、こんなふうにしてメンタル強化に取り組むことをお勧めします。

プレースタイルを活かすメンタル強化方法
 2.サーブが得意なテニスプレイヤーの場合

サーブが得意なプレイヤーは、性格的にはせっかちさんが多いです。
自分のショットが一発で決まることに快感を覚える心性が強いかもしれません。
SかMかで言ったらSですね。

その反面、サーブの精度を上げるための反復練習もいといません。
職人気質な面も持っています。その意味では、Mです。

そんな「テニス的AB型」のビッグサーバーさんは、サーブが一発で決まらないケースでメンタルが揺れることが多いです。

自分の得意ショットが決まらなければ、どんな人でも動揺しますものね。

ですから、どれだけサーブが得意でも、「サーブ一本で決める」という目標は早いうちに捨てましょう。

ひとつのショットに頼りすぎるとあまり良いことがありません。
プレイもメンタルも、「引き出し」を多く持っている人のほうが強いです。

得意なサーブを活かすためのショットに自信をつけましょう。

例えば、サーブからの連続攻撃として一番に思いつくのはボレーですね。

リターンを想定したボール出しをしてもらい、ボレー練習をするのも良いでしょう。

また、良いサーブが入ればリターンが浮いた球で返ってくる可能性も高いですからスマッシュも練習しておくと良いですね。
サーブが得意なのにスマッシュは苦手、という人も多くいます。
ビッグサーバーが「一発屋」を目指しがちなためかもしれません。
サーブを活かしたプレイが出来てこそ、ビッグサーバーの名誉が増します。

以上のことを考えると、サーブが得意なプレイヤーがメンタル強化する際に必要な気持ちは「いかに『サービス一発屋』から脱却できるか」です。
「サーブが得意」という観念から一歩先に行く・・・そんな、思考の変容を目指して自己分析に真剣に取り組むこともメンタル強化の手法のひとつです。

プレースタイルを活かすメンタル強化方法
 3.ダブルスも得意なテニスプレイヤーの場合

「シングルスだけでなくダブルスも得意」というプレイヤーは、共感性・協調性に富み優しい性格の人が多いです。
ただし、「シングルスよりもダブルスのほうが気が楽」と思える人は注意が必要です。
自分ひとりで対戦相手をやり込めることに抵抗を感じてしまうほどの「優しさ」に蝕まれている可能性があるからです。

ダブルスのほうが気が楽と思える人は、まず、テニスの試合は戦いであることを肝に銘じましょう。
その上で、自己分析をしていくのが良いと思います。

例えば、
ダブルスではばんばんポーチに出られるのに、シングルスになると攻撃的なショットが打てないのはなぜか。
ダブルスではそこまで緊張しないのに、シングルスだとガチガチになってしまうのはなぜか。
・・・とことん自分を知り、今まで目を背けていた部分を見つめること。それがメンタル強化につながります。

ダブルスの試合とシングルスの試合における気持ちの違いについて考えてみましょう。
ダブルスは、勝てばふたりで喜べるし、負けても、ふたりの責任。
ダブルスは、シングルスよりもどこか余裕を持ってプレイできるという人も多くいらっしゃいます。

でもシングルスは、勝利も敗北も自分ひとりで背負う必要があります。
・・・そのあたりに、「ダブルスが得意」な選手のメンタル強化ポイントが隠れていることが多いです。

プレースタイルを活かすメンタル強化方法
 4.ショットが多彩なテニスプレイヤーの場合

スライス、ドロップショット、ドライブボレー・・・ラリーの中で多彩なショットを打つことが出来るプレイヤーは、好奇心旺盛で器用な性格であることが多いです。
一方で、あきっぽい性質がネックになっていることもままあります。

あきっぽいからこそ、基本の打ち方にこだわらずいろんなショットにチャレンジすることが出来るのですけれどもね。

とはいえ、多彩なショットを打ててもフォアハンドストロークが崩れやすい・・・という悩みを抱えるプレイヤーは意外と多くいます。
フォアのストロークは利き手とはいえ片腕で打つことがほとんどですから自由がききやすく、フォームが崩れやすいショットでもあります。

別のいろんなショットを持っているから平気、と思える人は良いのですが、もしフォアが崩れることに不安がある人は、まずはフォアへの苦手意識をなくすための練習をしたほうが良いでしょう。

多彩なショットを打てる人は、苦手意識を回避するためにいろんなショットを打てるようにしておく傾向があるためです。

また、多彩なショットそれぞれの精度を上げて自信をつけるのも大切なメンタル強化方法です。

いろんなショットが使えるからといって、全部が適当なのではポイントにつながりづらいです。

すべてのショットを得意ショットにするつもりで、練習しましょう。

おそらく、いろんなショットを多彩に打てる人は反復練習は嫌いなはずです。
。反復練習を嫌って、好奇心のおもむくままにいろんなショットを打っていく傾向があるからです。

メンタルバランスを保ちながら、「反復練習をキレずに出来た!」という体験を積み重ねましょう。

ショットの多彩さはテニスプレイヤーにとって、特にプロ志望の人にとってはとても貴重な財産です。
苦手意識を克服し、反復練習に果敢にチャレンジして、財産の価値をさらに高めていきましょう。

プレースタイルを活かすメンタル強化方法
 5.スロースターターの場合

「自分はスロースターターだ」という人は意外にたくさんいらっしゃいます。
スロースターターと言えば聞こえは良いですが(そうでもない?)、実際のところはどんな状況かというと、相手に試合をリードされてしまっていますね。

相手にリードさせるのは、出来るだけ避けたほうが良いです。
「リードできた」という自信を、相手に与えてしまうからです。

最初の1、2ゲームを取れるのと取れないのでは、当然取れたほうが自信が増しますよね。
自信が増せば、チャレンジ精神も旺盛になっていつも以上のプレイが出る可能性が高くなります。
スロースターターの人は、対戦相手に多くのチャンスをプレゼントしてしまっているのです。

そんなチャンスをみすみす与えてしまっているのだ・・・という事実から目をそらさないこと。
それが、スロースターターさんが取り組むべき、メンタル強化の第一歩です。

スロースターターから脱却しようとしていきましょう。

スロースターターは、対戦相手を探りすぎてしまう傾向があります。
どんなボールを打ってくるのか、そのボールに自分が合わせられるのか・・・最初の1,2ゲームは無意識的にそんなことを考えて試合をしていると思われます。

相手のボールに合わせようとしている段階で、すでに主導権を相手にゆだねてしまっていますね。

相手がどんなボールを打ってこようと、自分は自分のショットを打つ。
そんな堂々とした気構えで試合に臨むほうが良いと思います。

そのためには、やはり自己分析が必要かと思います。
自分のプレイに自信がなく、ミスショットを過度に恐れている可能性が高いです。

スロースターターの方は繊細で聡明な人が多いです。
思考力があるのでカウンセリングやコーチングによる改善可能性も高いです。
コーチングを経てスロースターターを脱却したプレイヤーも数多くいらっしゃいます。

決してあきらめずに、勝利のために自己分析を続け研鑽に努めていきましょう。

以上、「プレースタイルを活かしたメンタル強化方法」でした。
参考にしていただければ光栄です。

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